2008/01/23

Wiiで手術のウォーミングアップ

最初にお断りしておきますが,未だにWiiは持っていません.

WIRED VISION「『Wii』を使ったウォーミングアップで、外科医の技術が向上

実際に見てみたい人は,来週ロサンゼルスで行われるMMVR(Medicine Meets Virtual Reality)の,1月30日の早朝ポスターセッションにゴー!

Kanav Kahol
Simulation and Training Ctr, Banner Good Samaritan Medical Ctr
Surgeons on Wii: Applying Nintendo Wii to Improve Surgical Skills

サムおじさん,まじっすか?

  1. "Uncle Sam’s Biomedical Archive Wants Your Papers"
    Science Vol.319, 18 Jan. 2008, p.266
  2. NIH Public Access
  3. 政策としてのオープンアクセス:NIHパブリックアクセス方針の現状と課題
    カレントアウェアネスCA1600
    (No.289)

2008年4月7日から,NIHから助成を受けた研究の論文は,12ヶ月以内にPubMedに登録することが義務化されます.これはNIHの「パブリックアクセス(Public Access)」という方針に基づくものですが,これまで任意提出であったのが義務化された模様です(The NIH Public Access Policy implements Division G, Title II, Section 218 of PL 110-161).登録といっても単なる掲載の報告ではなくて,論文原稿そのものをPubMedからフリーにアクセスできるようにアーカイブするそうです.
もっとすごいことに,この義務を果たさないと,今後のNIH助成金獲得の上で「著しく不利になる」らしい,です.

この政策は,論文の著作権(のうち複製権や公衆送信権)をNIHに譲渡することを意味します.一般に論文が採択されたときには著作権委譲書(あるいはCopyright Transfer Form)によって,学会や出版社に著作権の一部を委譲しますが,これと矛盾することになります.出版してすぐにタダで論文がPubMedに掲載されたら,出版社はやってられませんね.

将来的にはこんなことになるかもしれません.
・学会は,論文審査機関になる
・論文誌は消滅し,学会誌は会員間のコミュニケーションが中心となる
・助成機関が,学術コンテンツを囲い込む
・ElseXXXXやWilXXは潰れる

2008/01/18

JAMITとCADMが統合へ

2008年1月17日付のJAMIT(日本医用画像工学会)のメーリングリストの記事によれば,JAMITはCADM(コンピュータ支援画像診断学会)と合併し,8月5~6日のJAMIT大会(@法政大学小金井キャンパス)では統合した形での開催となるそうです.
なおこの情報は両学会のホームページには掲載されていません.

コメント:以前このブログで「JSCASとCADMの合同開催は去年まで」と書きましたが,こういうことでした.個人的には,CADMが無くなるのは寂しい限りです.せっかくロゴマークも作ったのに・・・

医療機器に関する経済社会評価ガイドライン

経済産業省商務情報政策局
医療・福祉機器産業室の公表資料 (2007/12/28公表)

コメント:CAS学会をはじめとして,先端的な医療機器が開発されたというニュースは多々ありますが,実際にその普及がなかなか進まないのにはいろいろな原因があります.
そのなかで経済的な側面から調査したのがこの資料で,医療機器開発に必要な資源(費用)とその効果について,社会全体としてどのように評価したらよいかということが書かれています.